振袖の歴史

振袖 はいつの世に誕生して
どのように進化を遂げてきた
のか?を簡単にご紹介!

室町時代:「この時代に振袖の原型が」 振袖 の原型は中世(鎌倉期~室町期)、振八ツ口を開けた子供用の小袖にあると云われています。これは子供の体温を逃がすため、袖を長くして温度調節用に大きく開口部(八ツ口)を設けた小袖でした。

江戸時代:「次第に袖が長く」時を経て、江戸時代頃から若い女性の正装の袖丈は次第に長くなっていきました。ちなみに元禄期(1688~1703)、55~95cmだった袖丈が江戸末期(~1867)には95~122cmほどにもなりました。

現在:「時代の晴れ着に」そして明治以降、未婚女性の華やかな第一礼装として定着し、今日に至っています。

文様について

振袖 に描かれる文様には
それぞれに意味があります。
華やかな 振袖 に良く見られる
ものから「こんな柄も!?」
というものまでいろいろ。
知っておけばあなたの
キャラクターに合った
振袖 選びに役に立つかも!

※写真をクリックすると拡大表示します。

  • 宝尽くし

    縁起の良いものを集めた文様。分銅や巾着、蔵の鍵など財産にまつわるものや、打ち出の小槌や宝珠、隠れ蓑・笠のように宗教や呪法の道具、また昔は貴重だった巻物(書物)や丁字(香料)等もみられます。

  • 松竹梅

    松は常緑の常磐木と呼ばれ、まっすぐに育つ竹も冬に緑を保ち、梅もまた厳しい寒さの中に咲く花であることから、『歳寒の三友』として尊ばれました。

  • 牡丹

    牡丹は、中国の唐の時代に富貴の象徴として、また『百花の王』として尊重されました。また、その花の豪奢な姿は、江戸期に歌舞伎の衣裳にも多用されています。

  • 桜

    平安期より梅に代わって、日本の『花』として人々の心に定着しました。桃山期以降、桜吹雪や流水に浮かぶ花弁、艶やかな夜桜など多くの風情が意匠化され続けています。

  • 菊

    菊の花を浸した水を飲むと長寿になる、との中国の故事から吉祥花とされ、鎌倉期以降、様々な意匠がうまれて、やがて日本を象徴する花になりました。

  • 蝶

    古くは正倉院御物に文様がみられ、平安期には『向かい蝶』・『伏蝶』等の有職文様に取り入れられました。以後、舞い遊ぶ華麗な姿は、様々な装飾文様に発達しました。

  • 蝙蝠

    中国語で蝙蝠の『蝠』の発音が『福』に似ているために吉祥文とされ、『福が多い』の意味で、たくさんの蝙蝠を描いた『百蝠文』が広く好まれています。

  • 蜘蛛の巣

    大胆な意匠ですが、『幸福をつかみとる』や『お客様がたくさん来る』といった想いを込めた柄で、客商売の役者や商人の縁起ものとしての吉祥文様です。

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